金曜日, 3月 18, 2016

乃南アサ著「暗鬼」が本書だ。著者の作品は初めて読む。東京のとある郊外の大邸宅に嫁いだ法子、そこに暮らす家族、そう家族がテーマだ。おどろおどろしい家族その中で迷い慟哭してゆく嫁法子の姿。家族とは何か?家族の闇が法子の全身を包む。サスペンスタッチの本書は何故かページを次々と繰らせる迫力がある。


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