金曜日, 8月 05, 2016

貫井徳郎著「慟哭」、連続幼女誘拐殺人事件が発生する。犯人の宗教・教団をとおして生への回帰を希求し黒魔術を施すべく次々と誘拐殺人を重ねる。警視庁キャリアの捜査一課長佐伯が捜査に当たるが全く進捗は無い。そんなある日自分の娘が誘拐され殺された、佐伯の人生が変わる。平凡な家庭に潜む亀裂と煩わしさ、警察内部での対立、新興宗教団体と当世の要素を上手く絡めて最後はどんでん返し的な結末を迎える。


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