木曜日, 6月 28, 2018

東直己著「探偵はバーにいる」、札幌はすすき野を中心に物語が進行する。主人公(俺)は北大の後輩からの依頼により後輩原田の彼女麗子を捜索することになる。探偵稼業をしている俺は常にウイスキーを煽りバーや居酒屋、クラブを探索するが一向に要として足跡が掴めない。すすき野を徘徊しながらチンピラやヤクザと渡り合い捜索している姿は人生を思わせ興味深い、異質はミステリーだ。探偵らしくない探偵の真面目な姿は読者を魅了すること間違いなしだ。

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