IT社長の徒然日記
創業以来30数年、読書を通して思うことを日記として記していきたいと、思いました。オーディオ、ジャズ、ゴルフ、海外旅行、酒その他諸々について。
木曜日, 6月 28, 2018
歌野晶午著「葉桜の季節に君を思うということ」、
厳めしい名前の成瀬将虎の人生つまり著者の人生感をそして生きる勇気と意味を暗示させてくれる書だ。蓬莱倶楽部という高額な偽物を売りつけローンを契約させ多重債務者に仕立て上げる集団、その罠に嵌った女、古屋節子そして保険金殺人の片棒を担がされ身悶えする。成瀬が電車に飛び込んだ節子を救うことになり事件は進展してゆく。複雑なプロットを駆使しながら最後に人生の意味と意義を説く上手い。
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