IT社長の徒然日記
創業以来30数年、読書を通して思うことを日記として記していきたいと、思いました。オーディオ、ジャズ、ゴルフ、海外旅行、酒その他諸々について。
木曜日, 8月 30, 2018
吉村昭著「雪の花」、
江戸時代の天然痘の撲滅を目指し人生を賭した医師、笠原良策を中心とした物語だ。元は漢方医だった彼はある時蘭方医からの教えで天然痘についてその治療法がオランダ医から発せられていることを知り、彼の奮闘が開始された。幕府を初め福井藩に身御置く良策に対してその種痘を入手した後も様々な困難及び偏見に見舞われ遅々として治療が進まない状況だ。しかし彼の根底にある人間性を死から子供たちを救うというヒューマンな姿を描いている。
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