水曜日, 2月 27, 2019

門井慶喜著「家康江戸を建てる」、豊臣秀吉により関八州へ入封を命じられた徳川家康、当時江戸は湿地帯で河川は氾濫し作物も碌に作れぬ土地だった。家康の命でいよいよ江戸大改革、大都市計画が始まった。先ずは大川である河川の迂回やら金座銀座の設立と貨幣鋳造、江戸城の新築石垣済みと白壁の漆喰塗と等々各々の現場で働く者達の材料の入手やら運搬といった諸事に光を当て江戸の開府に伴うダイナミックな躍動が生生しく語れてている。

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