歌野昌午著「葉桜の季節に君を想うということ」、探偵事務所を営む成瀬将虎は、同じジムに通う久高愛子より蓬莱倶楽部という悪徳商法を行う会社の調査を依頼される。各地を転々として会場を借り上げ桜を使って、高額な似非商品をローンを組んで売り捌く、さらに次回は自宅を訪ねさらに商品を売り込み自己破産や自殺に追い込み保険金詐欺まで働くといった悪徳ぶりだ。なんでもやろう屋を標榜する将虎は正義感から様々な困難にぶち当たりながらも悪徳商社を追い詰めて行く。彼の人生哲学は前向きで実存主義的だ。やらないうちに諦めるな。だ。
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