金曜日, 7月 30, 2021

アガサ・クリスティー著「死との約束」,アメリカ人家族、裕福なボイトン家の主は女性で絶対君主的な立ち位置で家族を思い通りに支配してきていた。そんな家族が家長の意見で中東はエルサレムに旅行に行くことになった。その旅行中女主人は殺害された。そこに居合わせたのは名探偵ポアロだった。彼の灰色の脳細胞が縦横無尽に活躍して事件を解決へ導く。前半はボイトン家の詳述だが、ちゃんと伏線を張り事件の動機作りをしていて読後読者がそうだったかと思うような、見事な記述だ。

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