エラリー・クイーン著「九尾の猫」,ニューヨークで発生する連続殺人事件、被害者は全て独身でありかつまた女性が圧倒的に多かった。傷心のエラリーは父警視の説得で捜査に乗り出すが、手掛かりらしき物証は一切無く堂々巡りで捜査は難航を余儀なくされる。インド産絹の紐で絞殺する犯人を現行犯で逮捕するしか方法は無いと判断し遂に9回目の犯行に及ぶ犯人を逮捕した。逮捕された犯人は精神異常者の犯行と見た警察に協力した精神科医カザリス氏だった。。まずもって面白い最後のどんでん返しそれに伴う伏線といい見事で読み応えがある。
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