金曜日, 4月 29, 2022

エラリー・クイーン著「十日間の不思議」、今年読んだミステリーの中で間違いなくベストワンだと思う。ミステリー小説を超越してミステリー文学つまり融合だ。クイーンの作品全て愛すべき著作で古典的ミステリーの範疇だが今読んでもその魅力は果てしなく面白いと実感させてくれる。友人から引き受けクイーンは単身ライツビルへと赴きそこで不倫の片棒担ぎを否応なく負わされそれが引き金となり殺人事件が発生する。巧妙に仕組まれた殺人だった。最後のどんでん返しはジェフリー・ディーヴァーもびっくりの代物だ。

0 件のコメント: