ギョーム・ミュッソ著「夜と少女」、南フランスは、コート・ダジュールを舞台に展開する本格ミステリーでどんでん返しあり先の読めない読者を深く惑わす物語に只管感銘を覚える。アメリカはニューヨークで作家生活を送る人気作家トマ・ドウガレが久しぶり凡そ25年ぶり40歳になったいまコートダジュールの高校の記念パーティーに出席するために来仏した。過去の殺人事件の真相を自分の眼で確かめるためだった。複雑な家族関係そしたトマを取り巻く人間達の常軌を逸した行動そして事件は急速に解明されてゆく。仰天プロットと伏線そして展開の速さは著者独自の物で秀逸だ。
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