水曜日, 11月 01, 2006

Web2.0が面白いほどわかる本 を読んで。

ティム・オライリーが名付け親だという「Web2.0」という言葉の意味をより、具体的に解りやすく解説した良い本である。バーチャルとリアルという言葉から、今やWebとリアルに変化した。グーグルを筆頭とする米国IT産業は世界を席巻しつつある。殊にグーグルは世界規模での人間の様々な行動おもデータベース化しつつある。数十万といわれるサーバー群が世界中に分散し日々Webの世界を巡回し情報をデータベース化しており、今後の米国の覇権が揺るぎないものとなる予感がある。現実の日常からもWebの変化が読み取れる。検索と受信から、検索、受信、発信、共有という概念がWeb2.0の世界そのものだという。現に個人がBlogとして発信している。そして我が分野でも、SI(システムインテグレーション)は、パッケージからつまり「サービス」へと移行するという。来るWeb3.0の世界は、「ユビキタス」の時代となるであろう。人間とWebが、ともに「リアル」なものとなるであろう。

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