IT社長の徒然日記
創業以来30数年、読書を通して思うことを日記として記していきたいと、思いました。オーディオ、ジャズ、ゴルフ、海外旅行、酒その他諸々について。
日曜日, 4月 29, 2018
パトリシア・ハイスミス著「キャロル」、
1950年代のニューヨークを舞台に若き女性テリーズと美貌のマダムキャロルとの恋愛物語だ。世にいうレズの世界の恋愛といってもそんな異質な感じは全然なくて、直に徹底した二人の就中テリーズの心理を細やかに描き出して先のページを繰らせるサスペンス的な魅力に溢れている。心理描写の徹底した分析はこの本の持つ愛をテーマに人間として成長していく姿を想起させる。
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