ドット・ハチソン著「蝶のいた庭」、そこは『ガーデン』と呼ばれ、滝あり池あり小川あり崖まである広い庭である。そこに誘拐された女性しかも十代後半から20代前半までの二十数名が拉致監禁され、様々な蝶のタトウーを入れられ『ガーデン』で生活をしている。親父を彼女たちは庭師と呼び、長男、次男、妻、一家で暮らしている。彼女達は暴行されレイプされ意に逆らう女性は、ホルムアルデヒド付けとなりガラスケースに飾られる。次男のデヅモンドはマヤに好意を寄せ滔々警察に通報し彼女達は解放された。解放後マヤ、イナーラがFBI特別捜査官の尋問に答えて全貌が徐々に明らかにされる。地獄のような環境でも未来を見、同僚達の面倒みて果敢に生きて行く女性の逞しい姿を描いてい入る。