月曜日, 11月 30, 2020

京極夏彦著「絡新婦の理」、本書は大作である、新書版で2段書きで800頁を超える。今回も役者として登場するのは、例の榎木田礼次郎探偵、京極堂主人中禅寺、榎木田礼次郎探偵に弟子入りした元刑事の益田である。千葉県の海岸べりに建つ瀟洒なベルナール女学院が舞台となり、その学院を作った織作家代々続く家系その呪われた血筋が連続殺人事件に作用する。憑き物落としお祓い師、京極堂中禅寺が血塗られた扉体を解明し活躍する。

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