木曜日, 7月 27, 2006

この国のけじめ を読んで

「国家の品格」に続き、藤原正彦の2冊目である。ここ3年ほどの日本の政治、改革への強い不信感と懸念を表明しているのは、前著と同様だがこの書では著者の日常を含めたエッセイが記されている。類い希な風土に生ける極東アジアの小国日本の誇りと武士道精神を中核とした日本の復興を説く。「昔気質の人にいい癖のあるじーさん」という印象だ。

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