木曜日, 7月 30, 2020

薬丸岳著「天使のナイフ」、主人公桧山は大宮駅で喫茶店を営んでいる、彼は少年3人の手により妻を殺害された、さらに彼は両親を大学生が起こした交通事故によって殺された。今は娘の4歳になる愛美と二人暮らしだ。桧山にとって妻の殺害の真相を知ることが唯一の生きがいだった。殺害の関与した少年の内2人が殺害され事件は思わぬ展開を見せる。後半はどんでん返しの連続で頁を繰る速度が上がる。少年法の矛盾、贖罪とは?、生きる更生するとは?思い課題を掲げながらミステリーとしてプロットを組み立てる著者の発想に感服。

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