木曜日, 7月 30, 2020

池井戸潤著「仇敵」、短編を組み合わせて一つの物語としている。東京首都銀行から干された恋窪商太郎は、現在東都南銀行の庶務行員である。銀行員の松木が持ち込んでくる様々なトラブルに対して相談して解決するといった話だ。恋窪の正義感を首都銀行の次長の職を追われ現在の庶務行員としての立場でみる人生観、そして彼を追い出した仇敵との闘いを全力で行う著者の得意とする金融ミステリーだ。

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