金曜日, 12月 29, 2023

笹沢佐保著「シェイクスピアの誘拐」、 8篇を含む短編集である。正に短編としてこうあるべきという出来栄えであり、読んでいて楽しいし予想のつかない結末をつい期待してしまう内容だ。松本清張と同じく女性の心理描写あるいは女性という人間を深く理解していると思う。ほとんどが女性が主人公になっている短編である。

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