火曜日, 5月 28, 2019

デニス・ルヘイン著「過ぎ去りし世界」、20世紀初頭から第二次大戦までのフロリダはタンパを舞台にギャングが暗躍し殺人と違法賭博、売春そして麻薬と密造といったあらゆる悪を実行する組織から現在は抜けだした。ジョー・コグリンはギャングの連帯組織から狙われている。周辺ギャングと自分の命を懸け生きる人生を描いた作品で不条理な生への希求そして絶望的な孤独との戦いは見事だ。

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