土曜日, 12月 29, 2018

山崎豊子著「不毛地帯 2」、商社マンとして忙殺されている壱岐は社長嘱託付き社員から8年余りで常務に昇格した。商社間の熾烈な競争、政界及び官界の人脈を使ったこれまた熾烈な競争にも元大本営参謀としての壱岐の静かな洞察力は勤め先の近畿商事に莫大な利益を齎した。防衛庁がらみの次期戦闘機も近畿商事の手に落ちた。

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