リンダ・ハワード著「くちづけは眠りの中で」、リリーはCIAの殺人エージェント、ヨーロッパを中心に国家の治安を維持すべく行動する秘密課員だ。イタリアのマフィアのボスサルバトーレをリリーの親友そして子供を殺害した犯人として彼女は毒薬で殺害した。その後彼女は殺害されたマフィアから追われる。そんな中、マフィアのウイルスばら撒きの計画とワクチン製造という飛んでもない利益儲けを企む実態を掴む。彼女と組んで同じ目的を持つ男は実はCIAの課員スウェインだ。二人はワクチン研究所を爆破するといった計画を見事に実行する。プロットといい情感の高い文体といいリーダビリティに優れた作品だ。
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