山崎豊子著「約束の海」、著者の最後の作品であり当時三部作を考慮していた由。潜水艦くにしおの船務士として乗艦していた花巻朔太郎は訓練後横須賀港に寄港途中で遊漁船と衝突海難事故を起こしてしまう。艦橋に居ながら何一つ救助できなく30名もの一般市民を犠牲にした後悔の念は脳裏を埋め尽くし潜水艦乗りを辞める決心をするが、海軍中尉だった父の戦争体験に触れ思い直し再び自衛隊に留まる決意をする。国民と自衛隊さらに軍隊、装備の必要性云々さらに自衛官の生き様まで描きたかったのだろうか?
金曜日, 6月 28, 2019
チャールズ・ウィルフォード著「拾った女」、1950年代の米国はサンフランシスコでの物語だ。戦役から帰還しアルバイトをしながら生活するハリーは、ある日ブロンドの美人に遭遇し共に彼の安アパートで生活するこになる。彼女ヘレンの持ち金が無くなり悲惨な生活しかもヘレンは強度おアル中だった、同意の上手首を剃刀の刃で切り自殺しようとするが見事に失敗する。その後再び自殺を試みハリーはヘレンの喉を手で絞め死に至らしめた、ハリーはガス栓を解放し眠ったが朝生きていた。警察に連行され獄舎での生活が始まり遂に裁判の日、ヘレンの死は病気だったと判明する。途轍もなく寂しく侘しい恋愛と簡単にあっけなく死を向かえる女と青年の物語だ。
火曜日, 5月 28, 2019
月曜日, 4月 29, 2019
金曜日, 3月 29, 2019
水曜日, 2月 27, 2019
火曜日, 1月 29, 2019
土曜日, 12月 29, 2018
榎本の憲男著「エアー2.0」、ふと工事現場それもオリンピック開催のメイン会場となる国立競技場建設の現場で中谷はおっさんと出会う。建設中にコンクリートの柱に時限爆弾を仕掛けたと言って八百長競馬を要求しまんまと5千万円をせしめる。事は急展開に福島県の原発事故のあった帰宅困難地区に事務所を設け事業を行うというおっさんは地域通貨カンロを造り積極的な投資を行うという。おっさんが開発したエアー2.0は巨大なコンピューターは人間の感情を理解すると言った優れものだ。日本政府とのまた官僚との確執に始まり警視庁をも動かし対峙しながら事業運営を行う中谷は原発事故地の復旧を願う作者の強烈な意図と人間との拘わりを描いた物語だ。
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