金曜日, 7月 27, 2018

山折哲雄著「親鸞をよむ」、著者はTVでも拝見したが、哲学者にして宗教家でもある。親鸞をからだで読むとの命題で解説した本書は、親鸞の哲学的著作「教行信証」と「歎異抄」との比較を紐解きさらに妻恵信尼の書簡集にも言及し親鸞の世界をやさしく解説している。悪、人間の根源的悪を往生という親鸞が生涯追及したテーマまた極楽浄土つまり浄土感、浄土に対するイメージは仏教の最大のテーマであると著者は言う。

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