水曜日, 10月 30, 2019

堂場瞬一著「熱欲」、金取引を肴に投資を募るねずみ講まがいの組織K社に関連した人間が殺害される。元刑事で今生活安全課にいる鳴沢了が組織の追及に乗り出した。K社の組織は営業社員を恫喝し利益を上げなければ系列の闇金業者による借入を強要され遂には自殺と逃亡という結果になる。さらに組織を外れた人間を処罰するのに中国マフィアを使うといった手口、これこそが警察小説のセオリー通りのプロットかと思う。

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