月曜日, 7月 02, 2007

「在庫管理の基本と仕組みがよーくわかる本」を読んで。

湯浅和夫他2名の共著として出版された最新の在庫管理の考え方を平易に解いた本である。在庫量は、日数に換算するといった基本的な管理から、常に1日当たりの平均出荷数を把握し発注点を毎日チェックするといった観点は納得できる。突き詰めていくと、SCM(サプライチェーン・マネイジメント)となり、中間サプライヤーを省略するかたちでのロジスティクスという考えに到達するという。しかし悪まで在庫管理は在庫削減にあり、そのためにインターネットのインフラを活用して全社を挙げて取り組むべき経営をも左右する重大な問題だと気づく会社こそ生き残りができる。という結論だ。

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