火曜日, 9月 16, 2008

ジェイン・アン・クレンツ著「ガラスのかけらたち」を読んで

ガラスのコレクションを所蔵するリーブルック博物館の館長であるユージニア・スウィフトがシアトルの海辺に浮かぶ小島へコレクターが寄贈したリストを作成するべく出掛ける。同じくして探偵調査の為、島を訪れた私立探偵サイラス・コルファッククスと島の別荘へ同伴することになる。物語は島での管理人を発端に殺人事件が次々と起こってゆく。サスペンスとラブロマンスのクレンツの真骨頂とも言うべき軽快な物語の展開は、疲れた頭脳の一服の清涼剤的で電車の中で暇に任せて読むには打って付けであった。

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