土曜日, 1月 03, 2009

シドニィ・シェルダン著「遺産」を読んで。

新年最初の読書は、シェルダンの「遺産」である。今から十数年前の作品である。膨大な遺産を巡る血族の抗争の結末は古典的なものであった。ハリー・スタンフォードなる大富豪の子供3人と家庭教師との不倫の子1人の人生の描写、前半は主人公であるハリーの描写である。これからの展開に期待を持たせる。しかし中盤及び結末は少し退屈気味であり、どんでん返しはない。今やTVのサスペンスドラマの域を出ていない。

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