土曜日, 9月 25, 2010

村上春樹著「ノルウェイの森」上巻を読んで。

著者の本は、この「ノルウェイの森」で3作目の読破となる。海辺のカフカ上下巻と1Q84の3部作そして今回の書である。自然から始まり女性、性とその類まれな文章の表現力は驚嘆に値する。そしていつも著者の小説にみる「人生」=「不安」「孤独」というテーゼが、各作品を貫いているように思う。主人公は37歳になるワタナベ君なる人物で18年前の青春の回想の物語である。ある大学の寮に住む主人公の青年を取り巻く同室同僚、頭の切れる永沢、そして恋人直子、大学の同僚緑。直子は元々同僚キズキ君の恋人だったが、彼は交通事故死となって、それ以降ワタナベ青年との交際が始まるが、彼女は精神疾患で京都の山深い療養所に行ってしまう。

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