土曜日, 1月 14, 2012

以前写楽は誰だったか?を小説にした書を読んだが、本書は美術史家、研究者の写楽=北斎節を唱える学者のものである。近年斎藤十郎兵衛が、写楽だとする説が跋扈していることに警鐘を鳴らす著者の怒りの書である。矛先はNHKの番組批評から登場する学者まで一蓮托生として批判する。世界に冠たる日本の絵画としての写楽絵の研究が進み。写楽が誰だったか?が解明される時が来るかもしれない。いずれにしても興味が尽きない題材だ。



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