土曜日, 10月 03, 2015

昭和九年に書かれたこの書は、探偵小説の古典的名著と言われる。まず文体は古典的でストリー事態つまりプロットはそれほど奇抜でもない。しかし随所に引用される書や人物は著者の博学多彩な才能を垣間見ることができる。衒学的で神秘的叙述、名探偵法水麟太郎の心理分析引用される数多の人物や書籍、江戸川乱歩とは違った面白さがあると思う。

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