日曜日, 5月 29, 2022

佐々木譲著「沈黙法廷」、前半は警察小説で後半は法廷小説という括りでかつ長編ミステリーだ。独自でヘルパー家事代行サービスを行う山本美紀が訪問した北区赤羽の独居老人宅を要請により訪問、その後その老人が死体となって発見された。赤羽署が捜査に潜入し状況証拠しか無いにも拘わらず彼女の起訴を決定、ここから物語は法廷闘争へと移行し検察側弁護側双方の弁論が展開され最終的には彼女は無罪を勝ち取ることになった。やはり子供の頃の貧困は大人になっても貧困状態のままだ、社会がそれらの人々に寄り添うことはない。

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