火曜日, 1月 30, 2024

司馬遼太郎著「峠 下」、遂に継乃助が理想とする一藩として独立国家としての道程を示すことは困難な状況になり、自体は一路戦争へと傾斜していく運命にあった。官軍に一矢報いたが、遂に長岡城は官軍の手に落ちた、継乃助は配送し会津への途中で部下に棺を作らせ火葬させた。一人の侍否人間としての生き方を追求した作品だと思う。若い頃、放蕩遊学を繰り返し思想を育ててきた継乃助にとってこの時代に家を藩を出ることはできなかった運命にあった。超大作であるが非常に面白く読んだ。

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