日曜日, 11月 08, 2009

エラリー・クイーン著「フランス白粉の謎」を読んで。

今月も、まずクイーンの作からだ。とある百貨店で殺人事件が起こった。クイーン警視と息子のエラリーが捜査にあたる。名声を得てから、2作目だという。ストーリーは、単純だが読者を悩ます様々な物的証拠を提供しつつ読者に挑戦するクイーンの姿勢は、これまでの著作と変わらない。これらのプロットを押さえつつ、創造的推理による連鎖を紐解く著者の類い希なる頭脳にただ感心するばかりである。

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