水曜日, 8月 17, 2011

ジェイソン・グッドウィン著「インスタンブールの群狼」を読んで。

内容はまあまあだが、兎に角読みづらい和訳でまいった、その上600ページにのぼる長編だ。内容は19世紀の初頭のトルコはイスタンブール市街に於ける新旧勢力の争いの中で発生する殺人事件を追って主人公ヤシムが活躍するミステリーだ。そういえばトルコに旅行に行った友達が聞いたことがあるが、非常に日本人に対して親切で優遇されると。1890年明治政府の元へ派遣された軍艦が沈没しその際親切に対応した山田寅次郎なる茶道の家元が面倒みたことを感謝するトルコ国民の歴史的背景があるとは気付かなかった。
西欧とアジアの接点として歴史的都市としてのイスタンブールを一度は訪問してみたい。

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