土曜日, 1月 27, 2018

黒川博行著「落英 上」、大阪府警薬物対策課の刑事二人桐尾と上坂コンビによる薬物・麻薬捜査を捜査ガサ入れ中にチャカ拳銃を発見する。しかもその拳銃は和歌山で銀行福頭取が射殺された時に使用されたトカレフM54と断定された。桐尾と上坂は遂に和歌山県警の定年前の刑事と専従班として職務にあたることになった。例によって裏社会のそのスジを描く筆者の描写は本物で府警コンビも相変わらず面白い、多少の冗長性を感ずるが下巻が楽しみだ。


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