水曜日, 5月 30, 2018

アガサ・クリスティー著「杉の柩」、1940年のクリスティーの作だという。富豪の老婦人が息を引き取った。遺言書は書かなかったという。この事実を契機にさらに関連した人物の殺人とも自殺とも取れる事件が発生する。老婦人に関係する人物の心理描写と恋愛感情を絡ませ殺人までの考え抜かれたプロットは今読んでも新鮮味を感じさせる作だ。ポアロの灰色の脳細胞がさく裂。

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