金曜日, 3月 29, 2019

黒木亮著「巨大投資銀行 下」、桂木はやまとFGの投資部門で辣腕を振るい業績の向上に寄与し常務の席についた。広島生まれの桂木のトレーダーとしての人生は東都銀行からニューヨーク投資銀行へさらに日本に帰りと有為転変としていく中で遂にりずむFGの会長兼CEOに懇願され抜擢された。サラリーマンの終盤で彼が思ったのは日本の将来あるべき姿の銀行を造り貢献したいという広義な欲求であった。著者の業界の細密な描写は驚嘆すべきものだ。

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