木曜日, 1月 30, 2020

ギリアン・フリン著「ゴーン・ガール 下」、結婚生活五周年の日に妻エイミーは、失踪した。次第にマスコミにも知られ騒然となる日々の中、ニックは右往左往する。解雇、悔恨、愛憎とありとあらゆる想念が去来し神経をやられる。全ては、エイミーの考えに考えられた策略だった。結婚生活を破綻させ愛を奪った夫ニックに対する猛烈な復讐心を持つエイミーの闘争心というか戦略は警察、FBIをも打ち砕く凄まじいものだった。夫婦の愛憎、疑念と全ての感情と交錯を含めた類まれな作品でしかも何故か恐怖を感じるミステリー作品だ。

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