日曜日, 6月 28, 2020

スコット・トゥロー著「無罪 下」、延々と続く裁判は原告、被告双方知の限り尽くしたが結果は得られない。そんな中で被告ラスティーは交渉し自分の有罪を認める2年間の刑務所生活だ。ある日同僚で原告の検察官トミーが房にやってくる、彼はラスティーについて証拠について、もう一度考え直し遂にイー判事に彼ラスティーが無罪で告訴を取り下げるという。出所したラスティーに息子のナットが本当の事を聞きたいと、なんとどんでん返しが解る殺害されたとし起訴されたが、実は全てを知った妻バーバラが夫ラスティーを殺害する積りだったと。物語に出てくる登場人物の心理描写と人生を達観し懲りない爺の素顔を見事に描き出しいる。

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