月曜日, 6月 28, 2021

黒川博行著「騙る」、美術年俸者の編集長の佐保と菊池を中心に骨董屋を介在して海千山千の取引が行われ慣れた手合いで無事に収束させるという物語だ。著者の過去の著作と一線を画す今回の書は、例のユーモアを感じさせず今一だと思わせる。大どんでん返しも無ければ緊張感も無い。

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