日曜日, 2月 26, 2023

川瀬七緒著「よろずのことに気をつけよ」、佐倉真由の祖父が殺害されたその殺害は肉を刻み舌を切断し内蔵はめちゃくちゃという酷さだった、殺害現場つまり祖父宅に残された呪術府・札に記されていた呪文を基に真由は文化人類学者の中澤に辿り着き二人して真由の祖父の殺害の捜査をすることになった。呪術つまり呪いは古くからあり地方では様々な古代の神を祭っている、滔々辿り着いたのは福島の田舎だった、そこに殺害された祖父の過失の過去があった、少し冗長性は否めないが、最後まで頁を繰る力はさすが、江戸川乱歩賞受賞作品だけある。

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