金曜日, 3月 29, 2024

笹沢佐保著「軍師 竹中半兵衛」、 戦国時代に合って織田信長配下の秀吉の軍師として生きた竹中半兵衛の生涯を描いた作品である。著者の小説に見る絶妙な展開が素晴らしい。生涯裏方に徹し欲を持ち出さず軍師として生きた半兵衛こそ男道つまり武士道を全うした稀有な人物であり、そこに一凛の花として信長の妹お市とのプラトニックラブを絡ませ色を添える展開に小説に厚みを加え一層面白くさせている。

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