水曜日, 2月 06, 2008

エンリケ・バリオス「アミ3度目の約束」を読んで。

著者はスペイン人で以前画家だったというだけあって、その類稀な空想・想像力は素晴らしい。アミが乗るUFO円盤で宇宙を旅しながら、地球人ペドリートと地球外生命体のビンカとの愛を見守り、様々な星への旅を通してその星で生活する人々との交流を持つ。広大な宇宙は即神であり、また愛である。利己主義、嘘、物欲、破壊等人間はその人の心に正直に会話ができない。アミを通して著者は、神と愛という普遍なテーマと個の心を説く。大人が読む童話だ。

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