水曜日, 1月 12, 2011

ドストエフスキー著「カラマーゾフの兄弟」上巻を読んで.

文庫本で1500ページを超える大作である。上巻は、ロシアの片田舎に住むヒョードルと3人の息子の紹介だ。主人公アリョーシャは、この地の修道院のゾシマ長老を尊敬する。見習い僧である。やはり、テーマは「神」についてだと思う。二男イワンは、現実主義者で無神論者である。後半部分でモスクワに帰るというイワンが作った叙事詩について弟とアリョーシャと語る部分は、キリストの絶対神として人類を救うことができるか?という永遠のテーマに思う。

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