木曜日, 2月 02, 2017

ドストエフスキー著「白痴」下巻、いよいよ公爵プーシュキンを取り巻く人々との確執は限度を知らずアグラーヤの奔放な性格と相まって翻弄される日々だ。公爵はこれらの人々との対話を通しても依然と彼自身の狂気の中の純粋無垢な性格は一向変化することなく癲癇をコントロールしながら対処して行く。この混乱の中、ナスターシャとの結婚を決めいよいよ式当日ラゴージンの手によりナスターシャとは連れ去られた。必死に探す公爵が遂にラゴージンの家で見たナスターシャの姿は既に骸となってベッドに横たわっていた。


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