金曜日, 6月 28, 2019

折原一著「異人たちの館」、文庫本で600頁を超える超大作ミステリー小説だ。しかも何処までも読者を翻弄してやまない複雑なプロットは読者の心理をとことん弄ぶ技巧を凝らした作りだ。ゴーストライターとう主人公というのも独特なものだ。真相は悪までも闇の中を彷徨い伏線が互いに絡み合い犯人は何処までも読者に判別できない不可解さと最後のどんでん返しはジェフリー・ディーヴァーをも彷彿とさせる。絶品だ。

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