水曜日, 12月 29, 2021

アントニイ・バークリー著「ジャンピング・ジェニイ」、古典的名著と言われた本書であるが、少し冗長でありプロットそのものも平坦であり面白みに欠ける、最後にどんでん返しは用意しているが脈絡に欠ける点は否めない。仮想パーティで主催の弟の嫁が屋上で自殺した、そこに参加していたロジャー・シェリンガムは殺人だと断定して犯人に目星を付けその人間を守ろうとする。嫁は分裂症気味で鬱を患い自殺願望があった。しかし裁判では自殺と断定された、そこから最終章にどんでん返しが起きた。しかし脈絡がない。

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