水曜日, 12月 29, 2021

ギョーム・ミュッソ著「ブルックリンの少女」、人気作家のラファエルと医師のアンナは恋愛関係にあり、既にアンナのお腹には二人の結晶が宿っていた。アンナの過去を知るべく問い詰めたラファエルはアンナが差し出した写真を見て仰天し彼女の元を去った。後からアンナを追いかけたが捕まらず、そのまま深い闇の中に沈んで行くのだった。アンナを探し出すべく捜査に乗り出し、近所の元有名警部マルクの協力の下に関わりあるとされる人物を一人一人その過去をそして行く着いた先は正にどんでん返しそのものだった。ニューヨークとパリを舞台に様々な登場人物を描きそして頁を最後まで繰らせる迫力は著者の持つ圧倒的な力量そのものだ。

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