金曜日, 4月 29, 2022

アン・クリーヴス著「大鴉の啼く冬」、英国の北海に佇むシェトランド島、そこで発生した女子高校生殺人事件、そして8年前にも少女が殺害されていた。地元警察署の警部ぺレスとインヴァネスから出向した警部と共に捜査に当たる。辺鄙な島の住民や気候風土が混ざ合わさり雪と氷が張り詰めた荒涼とした世界を巧み描きミステリーに赴きを与えている。幾つもの伏線を用意してプロット或いはロジックはクールに展開され一気読みの感がある。

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